水槽内で飼育されているイサキの稚魚(宮津市上司・海洋高)

水槽内で飼育されているイサキの稚魚(宮津市上司・海洋高)

 京都府立海洋高(宮津市上司)のマリンバイオ部が、高級魚として知られるイサキの完全養殖に7年がかりで成功した。同校によると、高校生による成功は初めてという。

 2013年8月に部活動で生物調査を行った際、イサキの稚魚8匹を捕獲した。成魚になるまで飼育管理を行い、17年6月に産卵・ふ化に成功。この稚魚を育て、20年6月に再び産卵・ふ化させ、卵からの完全養殖に成功した。

 飼育に携わってきた2年小林祐斗さん(16)は「先輩の代から続いてきた取り組みが、自分の代で成功してうれしい。これからも絶やさずに続けていきたい」と話した。