旬を迎え、赤紫色に熟したイチジク(栗東市蜂屋)

旬を迎え、赤紫色に熟したイチジク(栗東市蜂屋)

 滋賀県栗東市特産のイチジクが収穫の最盛期を迎えている。農家が毎朝、赤紫色に熟したつやのある実の摘み取りに汗を流している。

 市内農家でつくる「栗東いちじく生産組合」が地元特産品を作ろうと約30年前から生産を始めた。全てハウス栽培のため品質にむらがなく、水分が多く、さっぱりとした甘さが特長という。

 同市蜂谷のビニールハウス4棟計1200平方メートルで栽培する中井栄緒(まお)組合長(31)は「今年は梅雨が長く、実が熟すか心配だったが、8月が暑くなり例年通りの仕上がり」と言い、来月中旬までに計750キロの出荷を予定する。イチジクは実が柔らかく、流通に不向きなため市内でしか手に入らないといい「ぜひ完熟の味を食べてほしい」と呼び掛ける。

 収穫は10月中旬までで、市内の道の駅などで販売している。