スマートフォンで「LINE回覧板」を操作する安田会長(京都府長岡京市)

スマートフォンで「LINE回覧板」を操作する安田会長(京都府長岡京市)

 京都府長岡京市のマンション「グリーンフォート長岡京」の住民でつくる自治会がこのほど、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った回覧板の作成を始めた。同自治会は、新型コロナウイルス禍での役員会もLINEによるオンライン会議を導入しており、住民と役員双方の負担軽減と組織の活性化につながる取り組みとして期待を集めている。

 2008年に完成したグリーンフォート長岡京は371戸の大規模マンション。自治会も同年度から組織されており、現在は約7割の世帯が加入する。


 LINE回覧板は、会長を務める安田一真さん(37)が「いつでも必要な情報を見られるようにしたい」と発案し、これまでに自治会員の130人が登録した。市政や地域の催しなどのお知らせに加え、自治会独自で取り組んでいるマスクや消毒液の配布、エコバッグの作成などに関する話題も豊富に盛り込んでおり、好評を得ているという。従来の回覧板も併用している。


 LINEは、今年3月からの役員会でも利用されており、現在は16人がオンラインで会議している。安田さんは「自治会は自主防災のためにも欠かせない組織。みんなが助け合うコミュニティーをつくる『インフラ』として、LINEをうまく活用していきたい」と話している。