川島織物セルコンが製作した帯地の生地を使った椅子

川島織物セルコンが製作した帯地の生地を使った椅子

 川島織物セルコンは西陣織の帯地を椅子張りにした新製品を作った。伝統的な色柄をモダンなデザインに展開し、手織りで表現した。14~16日に東京都で開かれる展示会「BAMBOO EXPO」で披露する。

 同社は、帯や緞帳(どんちょう)を手織り生産し、カーテンや壁張りなどのインテリアファブリックを機械生産している。今回はそれらの技術を初めて融合し、手織りの帯地をインテリアに用いた。

 「伝統のアップデート」をテーマにした椅子張りは3種類。財宝富貴を守る毘沙門天(びしゃもんてん)の着衣や甲冑(かっちゅう)に使われる亀甲文様を大きく表現したり、宝物を集めた図柄「宝尽くし」をポップな色合いにしたりして、帯地にはない色合いや柄の大きさに挑んだ。引箔(ひきはく)や唐織などの伝統技術で模様を織り出している。

 価格は未定。展示会や顧客の反応をみて改良を重ね、量産を目指す。