「丹波日吉線」の終着点となる予定のJR日吉駅(南丹市日吉町)

「丹波日吉線」の終着点となる予定のJR日吉駅(南丹市日吉町)

 逆に、近場で観光を楽しむ「マイクロツーリズム」の需要は高まりつつあるものの、当面、1日往復5便という限られた運行の中で、時間をかけた観光を十分に楽しめるかが懸念される。

 同町にぎわい創生課の小山潤交通対策係長は「美山をはじめ観光資源が豊富な南丹を目指して来る観光客は多い。足を一歩伸ばして京丹波に来てもらえるよう、マイクロツーリズムを進めたい」と話す。JRからの「玄関口」となる日吉駅や胡麻駅で、例えばパンフレットを置くなどして「京丹波」にも目を向けてもらえる取り組みも検討し、同町の魅力を発信した上でバス利用を図る考えだ。


 また、南丹市地域振興課の平井静男課長は「にぎわいを見せる『味夢の里』とのバスの接続は、JRの利用促進にもつながる。相乗効果で丹波地域の観光を盛り上げられたら」と期待を込める。