交通安全の願いが込められたかかし(京都府南丹市日吉町四ツ谷)

交通安全の願いが込められたかかし(京都府南丹市日吉町四ツ谷)

 稲刈りの時期を迎え、着物からカジュアルな服装までさまざまな装いのかかし6体が、京都府南丹市日吉町四ツ谷の府道園部平屋線沿いにお目見えした。住民が初めて手作りし、交通安全への願いを込めている。

 60~80代の地元住民約20人でつくる「ふれあい会」が手掛けた。茶話会などの活動を続ける中で、かかし作りを発案。マネキンや木材、わらで体を完成させ、古着を着せた。頭にはバレーボールを用い、巻いた布にペンで顔を描いた。衣装に合う表情を考え、かわいらしく仕上げた。

 保津川下りの船頭が使うかさをかぶった着物姿のかかしや、サングラスに長髪のかかしなどが、「交通安全」と書いた看板と一緒に道行く人にアピールしている。「朝から晩まで ただ立ちどおし」という童謡「案山子(かかし)」の一節も掲げた。

 同会の磯部廣美さん(78)は「みんなでわいわい楽しく作った。多くの人に見てもらえたらうれしい」と話す。9月末まで設置する予定。