すぐきが並ぶ農家前の自販機(京都市北区上賀茂御薗口町)

すぐきが並ぶ農家前の自販機(京都市北区上賀茂御薗口町)

 しば漬け、千枚漬けに並び京都三大漬物に数えられる冬の味覚「すぐき漬け」が真空パックされた状態で、自動販売機内に並んでいる。京都市北区の農家の男性(48)がすぐき菜を栽培・収穫して自ら漬け込み、御薗橋東側の自宅前で3月上旬まで直売している。

 すぐき漬けは数百年前に上賀茂神社の社家が考案して以来、製造法は江戸末期まで門外不出だったという。直売の自販機が設置されているのは、同区の上賀茂と西賀茂、鷹峯地区に限られるそうだ。

 おすすめの食べ方を、同神社前の漬物店主の男性(67)に尋ねると、意外な答がかえってきた。「チャーハンに混ぜて炒めると酸味が利いておいしい」そうだ。