滋賀県

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 滋賀労働局はこのほど、来春の新卒者に対する県内企業の求人状況(7月末時点)をまとめた。大学などの卒業予定者、高校卒業予定者とも、前年度に比べ30%以上減少しており、同労働局は「新型コロナウイルスの影響を受けた業種で求人が減少しているとみられる」としている。

 大学や短大、高等専門学校、専修学校などの卒業予定者への求人数は、前年同期比37・1%減の1456人で、1500人以下となったのは7年ぶり。産業別では、生活関連サービス業・娯楽業が71・4%減、学術研究・専門・技術サービス業が61・4%減、建設業が49・6%減、製造業が43・1%減となった。

 高校卒業予定者への求人数は、前年同期比30・5%減の3232人で、8年ぶりに前年同期を下回った。産業別では、宿泊業・飲食サービス業が65・9%減、不動産業・物品賃貸業と学術研究・専門・技術サービス業がそれぞれ50・0%減、生活関連サービス業・娯楽業が42・4%減、卸売業・小売業が41・2%減だった。

 高校卒業予定者の求職数は前年同期比8・6%減の2255人で2年ぶりに前年を下回り、7月末時点での求人倍率は0・46ポイント低下の1・43倍となった。職業安定課は「コロナの影響で高校卒業予定者の選考開始日などが例年より1カ月後ろ倒しになっており、その間に採用枠の確保や拡大を事業所に呼びかけたい」としている。