大勢の来場者でにぎわった昨年の京都国際マンガ・アニメフェアの会場(2019年9月21日、京都市左京区・みやこめっせ)

大勢の来場者でにぎわった昨年の京都国際マンガ・アニメフェアの会場(2019年9月21日、京都市左京区・みやこめっせ)

 京都市は、西日本最大級の漫画・アニメの祭典「京都国際マンガ・アニメフェア」(京まふ)を19、20日に市内3会場で開催する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小するが、市は2万~2万5千人の来場を想定。1万人を超す集客イベントは緊急事態宣言の解除以降、京都府内で初めてとみられる。

 京まふは、コンテンツ産業の活性化と若手クリエーターの育成に向け、市と実行委員会が主催する漫画・アニメの総合見本市。アニメ製作会社のブースや限定グッズが並ぶ主会場のみやこめっせには例年大勢のファンが訪れ、昨年は3会場に4万7千人が来場した。

 今年はコロナの影響で首都圏の主要なアニメ、ゲームの見本市が次々に中止やオンライン開催となる中、京まふは感染防止対策の徹底で来場型での実施を決定した。千人以上が参加する大型イベントについて対策の事前相談を受ける京都府によると、7月10日以降に受け付けた府内69件の中で1万人超の集客イベントは京まふが初めてという。

 対策は入場前の検温やマスク着用のほか、感染者と同じ施設を利用した人にメールで通知する市の「あんしん追跡サービス」の登録を求める。開催日前の10日間に発熱やせきなどの症状があった場合に来場自粛を促す。みやこめっせは、時間制チケットを初めて導入。一般より1時間早く入場できる優先パスや午後3時以降しか入場できないチケットで来場者の分散を図る。

 市は「これからの大規模イベント運営の試金石になる。コロナ禍の中で開く催しのモデルを作りたい」(クリエイティブ産業振興室)としている。他の2会場は、京都国際マンガミュージアム(中京区)と東映太秦映画村(右京区)。各会場とも有料。