自殺予防の相談窓口「きょう こころ ほっとでんわ」で電話対応する京都市職員(中京区・こころの健康増進センター)

自殺予防の相談窓口「きょう こころ ほっとでんわ」で電話対応する京都市職員(中京区・こころの健康増進センター)

 新型コロナウイルスによる経済や生活への影響が長引く中、心の悩みを抱える人の増加が懸念されるとして、京都市は8月から、平日の3時間のみ対応していた自殺防止の相談窓口を、土日祝日を含む毎日24時間の対応に大幅拡充した。

 相談窓口は「きょう こころ ほっとでんわ」。相談件数は2~5月が10~20件台だったが、6月は39件(前年同月比4件増)、7月が42件(同9件増)と徐々に増加傾向にある。各月とも数件は「感染が心配で眠れない」「コロナで就職が決まるか不安」といったコロナ関連の相談が含まれているという。


 コロナ禍が長期化すれば、失職や収入減による生活の激変なども予想され、精神面で不調をきたす人が一層増えると見込まれることから体制を強化した。


 相談者には必要に応じて市が契約する弁護士や司法書士、産業カウンセラーら専門職から連絡し、悩みに応じた助言や支援制度を紹介する。市障害保健福祉推進室は「連続した支援を行い、早く確実に相談者の悩みを解決したい」としている。相談は075(321)5560へ。