大型スクリーンを使った「○×クイズ」を楽しむ中学生たち(京都府亀岡市追分町・サンガスタジアム京セラ)

大型スクリーンを使った「○×クイズ」を楽しむ中学生たち(京都府亀岡市追分町・サンガスタジアム京セラ)

 新型コロナウイルス感染防止のため学校行事の自粛や中止が決まる中、京都府亀岡市篠町の詳徳中学校がこのほど、地元のサンガスタジアム京セラ(追分町)を会場に文化祭を行った。○×クイズや全校合唱など、コロナ禍では校内で実施できない催しが企画され、スタンドは終始熱気に包まれた。

 制限がある中で形を変えて文化祭を開催できないかと、学校がスタジアム活用を発案した。スタジアムを運営するビバ&サンガ(京都市上京区)によると、学校行事での利用は初めて。約2万1600席あって密集リスクの少ないスタンドには全校生徒約350人のほか、保護者や校区の小学校に通う児童、地域住民も招いた。

 秋晴れのもと、開会式では生徒会長の女子生徒(15)が「例年より多くの方々の応援と協力があって開催できた。今年しかできない思い出をつくりましょう」とあいさつ。コンクールなど発表の場がなくなった吹奏楽部の迫力ある演奏で幕開けした。

 生徒会本部が考案したクイズコーナーでは、2基の大型スクリーンを活用。学校や教諭に関する問題に○×を示す色紙で答え、笑い声に包まれていた。

 続いて、女子重量挙げのロンドン、リオ五輪日本代表の八木かなえ選手がトークショーに登壇したほか、同中の卒業生やスポーツ界で活躍するアスリートも動画で応援メッセージを寄せた。合唱では伸びやかな歌声が響き、生徒たちの笑顔はフェイスシールド越しにも輝いていた。