2年後の閉店が決まった平和堂甲西中央店(湖南市中央1丁目)

2年後の閉店が決まった平和堂甲西中央店(湖南市中央1丁目)

 平和堂(本社・滋賀県彦根市)が湖南市中央1丁目の大型店・甲西中央店を2022年夏に閉店することが15日までに分かった。30年以上営業を続けてきたが、施設の老朽化や、競合店増を受けて売り上げ減に歯止めをかけられなかったことが原因としている。

 同店は1986年、当時は近隣で数少ない総合スーパーとして開業。地上3階、地下1階で売り場面積延べ約9900平方メートル。食料品や衣類、寝具販売のほか、約20のテナントが入居。平和堂が市内で展開する4店舗のうちで最大規模となる。

 JR甲西駅から徒歩圏内の好立地で、ピークの95年度は44億円を売り上げた。一方で2000年以降、周辺に食料品を売るドラッグストアなどが相次いでオープン。衣住関連や家電の顧客がインターネット通販や大型専門店に流れた。主力の食料品で改装を重ねたが、19年度の売り上げはピーク時の半分以下に落ち込んだ。

 正社員やパートなど直接雇用の従業員約80人は他店舗で働いてもらう。平和堂の広報担当者は「いつも来てもらっている顧客のために2年前と早めに決断した」としている。