28日に開業する三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺(京都市下京区)

28日に開業する三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺(京都市下京区)

ホテルに併設される浄教寺本堂

ホテルに併設される浄教寺本堂

 三井不動産などが手掛ける全国でも珍しい寺院併設型の宿泊施設「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」(京都市下京区寺町通四条下ル)が完成し、28日の開業を前に15日からメディア向けの内覧会が始まった。

 ホテルは、平重盛建立の燈籠堂に起源を持つ浄土宗寺院・浄教寺跡地に建設された。地上9階建てで、1階にロビーと浄教寺本堂が同居。2~9階はホテルとして運営する。

 建物低層部には2段の屋根庇(やねびさし)やすだれ風の格子を配し、1階のロビーやフロントでは、旧本堂を飾った木鼻(きばな)や獅子付き留蓋(とめぶた)瓦などを展示。壁には新本堂の様子が見える小窓も設け、随所に寺との「共存」を意識した工夫が凝らされている。

 宿泊客向けに「朝のお勤め体験プラン」などの企画もあり、浄教寺の光山公毅住職は「寺に興味を持ってもらえる場を色んな形で提供したい」と話していた。