詠み上げられた歌に合わせて、即興で舞を披露する白拍子姿の会員(京都市東山区・法住寺)

詠み上げられた歌に合わせて、即興で舞を披露する白拍子姿の会員(京都市東山区・法住寺)

 平安時代後期に流行した歌謡「今様」を詠む「今様合(あわせ)の会」が13日、京都市東山区の法住寺で開かれた。歌人が詠む歌に合わせて、白拍子姿の女性たちが即興で優雅な舞を披露した。
 今様は七五調を基本とした四節から成る。鎌倉時代以降に衰退したが、日本今様謌(うた)舞楽会(右京区)が現代に継承しようと戦後に復興し、国内外で公演を開いている。
 芥川賞作家の松村栄子さんら10人が歌人を務めた。2組に分かれ、「夕月(ゆうづき)」を題にした歌を色紙にしたためて比べ合った。判者役が選んだ秀作を表現した舞を会員の女性たちがゆったりとした所作で演じた。来場者は一緒に歌を詠んだり、写真を撮ったりして、後白河法皇が愛したとされる王朝の遊びを楽しんだ。