山国神社を出発する「維新勤王山国隊」。左から2人目が西郷隆夫さん(京都市右京区京北)

山国神社を出発する「維新勤王山国隊」。左から2人目が西郷隆夫さん(京都市右京区京北)

 京都市右京区京北の山国神社例祭に合わせてこのほど、「山国さきがけフェスタ」(同実行委主催)が催され、戊辰戦争で官軍の鳥取藩13番隊として戦った「維新勤王山国隊」の行進が行われた。官軍総大将だった西郷隆盛の子孫も初めて隊列に加わり、往時をしのんだ。
 山国隊の軍楽や衣装は地元の保存会が継承し、同神社の例祭などで維新時の姿を再現している。
 今年は鳥取歴史振興会のメンバーら5人も含め約60人が隊列に参加。錦の御旗を掲げ、当時の衣装を身につけた鼓笛隊や鉄砲隊が、みこしとともに同神社を出発し町中を行進した。
 隊士姿の隆盛のひ孫西郷隆夫さん(55)=鹿児島市=は「私財を投げ打って獅子奮迅の戦いをされた山国の先人の方々には、西郷も感謝の気持ちしかないと思います」と話していた。