京都府内の感染者の推移(6月15日以降)

京都府内の感染者の推移(6月15日以降)

 京都府内で新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にある。15日までの1週間で一日当たりの平均は6・71人で、20人を超えていたピーク時の8月に比べて感染拡大は抑えられている。明確な理由は不明だが、府は「府民や事業者が取り組んでいる感染予防策が、効果を上げているのでは」と分析している。

 15日は一日の新規感染者数が13人に上ったが、9~14日は1桁台で推移していた。1週間平均では12日に7・86人となり、7月15日以来の10人未満となった。

 7月29日には感染者が1週間平均で20人を超え、府が独自に設けた3段階の基準で最も警戒を要する「特別警戒基準」に達した。1週間平均で最も多かったのは8月23日の28・57人で、一日の新規感染者数をみると7月29日と8月20日に最多の41人を記録している。

 その後は徐々に減り、8月29日には1週間平均が20人を下回って2番目の「警戒基準」に引き下げられている。

 府健康対策課は、身体的距離の確保やマスク着用などの「新しい生活様式」が府民の間で浸透し、多くの事業者が業種別のガイドラインを順守していることが減少につながっているとみている。その上で「秋冬には新型コロナと症状が近い季節性インフルエンザが流行する恐れがあり、しっかりと備えたい」としている。