手作りのちらしを手に「じゃぽにずぅむ」をPRする平安女学院大の学生たち(京都市上京区・平安女学院大)

手作りのちらしを手に「じゃぽにずぅむ」をPRする平安女学院大の学生たち(京都市上京区・平安女学院大)

催しの期間中、来園者に配られる「御朱印帳」。園内を巡って、動物の足型スタンプを押してもらい、完成させる

催しの期間中、来園者に配られる「御朱印帳」。園内を巡って、動物の足型スタンプを押してもらい、完成させる

 和風の動物園におこしやす-。京都市動物園(左京区)で19~21日、「じゃぽにずぅむ」と銘打った秋の夜間開園が行われる。園と連携協定を結ぶ平安女学院大(上京区)の学生が発案し、提灯のライトアップや動物にちなんだ「御朱印帳」のスタンプラリーなど、普段と異なる和の雰囲気で園の魅力を伝える。

 同大学国際観光学部の学生たちは昨年、授業で市動物園の活性化をテーマに取り組み、プレゼン大会でアイデアを競った。ジャポニスム(欧米での日本美術品ブーム)とズー(動物園)を合わせた造語「じゃぽにずぅむ」を掲げ、京都らしい和のおもてなしを提案したグループが最優秀に輝き、秋の夜間開園に合わせて実施することになった。

 東映京都撮影所(右京区)の協力で正面エントランスなどに提灯を掲げるほか、「アニマル御朱印めぐり」と称したスタンプラリーがイベントの目玉だ。

 手作りの「御朱印帳」にはアジアゾウやキリン、シマウマなどが漢字で書かれ、来園者は裏面のクイズを参考に園内5カ所のポイントを探し、動物の足形スタンプを押してもらう。完成すれば特製のポストカードが贈られる。

 グループリーダーの3年北畑麻織さん(20)は「御朱印帳が雰囲気のある仕上がりになってうれしい。動物の漢字やクイズを楽しみながら園内を巡ってほしい」と話す。

 今春からの準備で新型コロナウイルスの影響も受けたが、学生たちは園の見学や職員との話し合い、ポスターやスタンプの制作などに奔走。期間中は、延べ約100人の学生が来園者対応や園内アナウンスを担当する。

 グループの3年近藤万里奈さん(20)と3年有海明日加さん(21)は「企画を通して種の保存など動物園のさまざまな役割も学べた。遠くに行きにくい今だからこそ、地元の人にもあらためて園の良さや魅力を感じてもらえたら」と思いを込める。

 19~21日は午後8時まで開園。「御朱印帳」の配布は午後5時半~7時半。京都市動物園075(771)0210。