京都市役所

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 京都市はこのほど、繁華街での客引き行為を禁止する条例に違反したとして、市内の男性1人、法人1社の氏名や住所と、関連する居酒屋3店舗の店名を公表した。店名を明らかにするのは、専門業者に客引きを依頼した店も公表の対象とする4月の改正条例施行後初めて。店名などは市ホームページにも掲載する。


 市は2015年に中京区の木屋町や東山区の祇園など3地域を客引き禁止区域とし、指導や命令に従わない悪質な行為をした本人や店舗に対し、5万円以下の過料を科し、氏名や店舗名を公表できるようにした。しかし専門業者に客引きを依頼する店が増え、大本の店舗名が公表の対象外になる例が増えたことから、店名も公表できるよう条例を改正した。


 今回店名が公表されたのは木屋町の1店と京都駅周辺の2店。いずれも禁止区域の歩道で客引きを専門とする個人事業主に客引き行為をさせ、市による文書指導や勧告、命令にも従わなかったという。


 客引き行為は新型コロナウイルスの影響で一時減少。市によると、例年は月10件程度を指導していたが、今年4月は3件、5月は0件だった。緊急事態宣言が解除された6月以降は客引きも戻りつつあり、8月の指導は13件に上っている。