大津市役所

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 大津市は18日、事故のため運行実証実験を中止している自動運転バスについて、19日の始発から実験を再開することを明らかにした。安全対策を優先し、一般客が乗車している場合は手動で運転するとしている。

 18日に開かれた市議会施設委員会で表明した。市は8月30日に起きた市民会館付近でUターンを曲がりきれなかった事故について、「運転手の車幅感覚の判断ミスが原因」、7月25日にピアザ淡海付近で縁石に接触した事故については「運転手によるハンドルの設定が正しく行われなかった」などと説明した。

 対策として、ハンドルの設定を改良し、今回事故が起きた場所など5カ所を「注意箇所」として手動運行するとした。その上で、運転再開後は、一般客が乗車した便は、手動運転として乗客がいない場合にのみ自動運転とする。自動運転時でも注意箇所は手動で運転する。またデータ収集のため、1往復分は回送で自動運転走行を行い、その代替として通常のバスを運行させる。実施期間は当初の予定通り27日まで。

 市地域交通政策課は「今後は事故のないよう安全運行したい」としている。

 実証実験は7月12日から京阪バスと市が実施しており、びわ湖大津プリンスホテル-JR大津駅間の約3キロを1日10往復している。