勉強会では住民たちが復活させた炭焼き窯の見学会もある(昨年5月、高島市朽木雲洞谷)

勉強会では住民たちが復活させた炭焼き窯の見学会もある(昨年5月、高島市朽木雲洞谷)

 滋賀県高島市朽木地域でかつて盛んに行われていた炭焼きについて、住民から炭の作り方や継承への思いを聞く勉強会が3月9日午前10時半から、同市朽木雲洞谷(うとだに)の雲洞谷集会所で開かれる。

 朽木の炭は、山村の暮らしを支える貴重な林産物だった。山のあちこちから炭焼きの煙が立ち上る光景が見られたが、高度成長期以降は需要が激減し、姿を消した。

 勉強会は、市民や林業関係者らによる「たかしまの森へ行こう!プロジェクト」の一環。雲洞谷の炭焼きの技と文化を引き継ごうと昨春、窯を復活させた住民グループ「まるくも(〇の中に雲)くらぶ」のメンバーが、往時の思い出や具体的な工程について、写真などを交えて説明する。炭焼きは行わないが、昼食を囲んでの交流会や窯の見学会もある。

 事務局のたかしま市民協働交流センターは「外部の人とのかかわりの中で、炭焼きを次の世代へとつなぐ、新たな動きが生まれるきっかけになれば」と期待している。

 定員20人。参加費500円。弁当は各自持参だが、雲洞谷の主婦手作りのお総菜弁当(800円)も予約販売する。申し込みは28日までに同センター0740(20)5758。