ビーナスを描いた金メダル(久御山町佐山・日新工芸)

ビーナスを描いた金メダル(久御山町佐山・日新工芸)

 表彰用品メーカーの日新工芸(京都府久御山町佐山)が、新型コロナウイルス感染防止に努める医療従事者や介護施設職員らに感謝の金メダルを贈るプロジェクトを進めている。同社は「コロナに最前線で立ち向かう人たちを金メダルで勇気づけたい」とする。

 コロナ禍に伴うスポーツ大会や音楽コンクールの中止で、トロフィーやメダルを製造・販売する同社の売り上げは半減。優勝者を祝うための金メダルを、コロナの感染予防に努めている人への感謝の印として贈ってもらうプロジェクト「#ありがとうの金メダル」を7月に始めた。

 プロジェクトの対象商品は、直径4~8センチで金メッキした金属やガラス製のメダルで、ビーナスや鳳凰(ほうおう)を描いた約20種類がある。感謝の言葉などを刻印でき、メッセージカードも付く。

 自動車整備販売業のミズタニ(京都市南区)は、9月上旬までに、取引先の高齢者福祉施設など府内の3カ所に「敬意を表します」などと記した金メダルを一つずつ渡した。

 同社の水谷匡社長がプロジェクトをフェイスブックで知り、「ピンチをチャンスに変える面白い発想だ」と参加。「介護職員らに『仕事が評価された』と喜んでもらえてよかった」と話した。

 今後も長くプロジェクトを続けるという日新工芸の西脇眞次社長は「金メダルが持つ人を感動させる力を広めたい」と意気込む。

 メダルの取扱店はプロジェクトのホームページに掲載。問い合わせは日新工芸0774(43)6711。