弦供養に寄せられた使い古した弦と音楽関係者ら(京都市山科区・岩屋神社)

弦供養に寄せられた使い古した弦と音楽関係者ら(京都市山科区・岩屋神社)

 ギターや三味線などの使い古した弦に感謝する「弦供養」がこのほど、京都市山科区の岩屋神社であった。役目を終えた弦を前に、地元の音楽関係者らが静かに手を合わせた。

 同区でライブハウスを営む嘉数一史さん(61)が「針やくしのように、弦にも感謝を表したい」と企画。山科は琵琶法師のゆかりの地として弦楽器と関わりが深いことから、仲間とともに2014年から同神社で供養している。

 供養では、嘉数さんのライブハウスに持ち込まれた弦が供えられ、宮司が神事を執り行った。三味線などのナイロン弦は神社でたき上げ、エレキギターやバイオリンなどのスチール弦は再生させるという。使用済みの弦は10月10、11の両日開催する音楽イベント「山科弦祭」でも回収する。会場は同区のライブスタジオ58(西野山階町)、やましなテラス(竹鼻四丁野町)、旬菜居酒屋あん(東野門口町)。投げ銭制。