多くの観光客でにぎわう嵐山地区の渡月橋付近(21日午後0時16分、京都市右京区)

多くの観光客でにぎわう嵐山地区の渡月橋付近(21日午後0時16分、京都市右京区)

歩道から観光客があふれ出た嵐山地区(21日午後0時28分、京都市右京区)

歩道から観光客があふれ出た嵐山地区(21日午後0時28分、京都市右京区)

 秋の連休を迎え、京都市内の観光地では、観光客でにぎわう光景が戻ってきた。秋晴れが広がった21日、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、「一番の人出」と喜ぶ声が上がり、宿泊施設の客足も戻りつつある。一方、「密」の状態になる店もあり、感染対策に頭を悩ませる姿も見られた。


 右京区と西京区にまたがる嵐山地域では、渡月橋や商店街の歩道は観光客であふれ、嵐山商店街の細川政裕会長(58)によると、外国人観光客がいない分、昨年の同時期の人出より少ないが、日本人観光客だけで比較したら今年の方が多く感じる、という。「自粛生活で閉塞[へいそく]感がたまる中、天候もすがすがしくなって外に出たいという人が増えたのではないか」と喜んでいた。


 ただ、同商店街では、店内が客でいっぱいになる様子も見られた。土産物店を営む男性(51)は「出入り口を開放して換気はできているが、これ以上増えるとなると入場制限も考えないといけないかもしれない」と、感染防止と両立する難しさを語った。