腐食が進み、立ち入り禁止となっているボードデッキ(亀岡市馬路町・平の沢池下池)

腐食が進み、立ち入り禁止となっているボードデッキ(亀岡市馬路町・平の沢池下池)

 野鳥や水生植物を観察できる京都府亀岡市馬路町の平の沢池中池・下池周辺に設置されたボードデッキが、老朽化のため立ち入り禁止となっている。写真愛好家らが訪れる撮影スポットでもあり地元からは「早く改修して」との声が上がる。

 市は1995年、旭町と馬路町の池に沿う市道約840メートルに修景道路「水鳥のみち」を整備、あずまやや案内板などを設置した。桜の名所やオニバスの自生地として市内外の人が散策し、水面に張り出したデッキも人気を集めてきた。

 2017年に木製床板を部分的に直したが、今年4月に再び、馬路町自治会から「穴が開いて腐食が進んでいる」との報告を受けた。市が調べたところ、床板や柵に腐食が見られたため危険と判断し、コーン標識や看板で立ち入れないようにした。

 整備から長年たつことから、9月市議会一般質問で市議が改修計画の有無について問うと、市側は「全面的な改修が必要で、補助事業活用のため調整している」と答弁。土木管理課によると、しばらく立ち入り禁止の状態が続く予定という。

 一方、有志でつくる「水鳥のみち愛護会」は、月1回ほど道路周辺の草刈りを行う。地元では新たな駐車場の整備も進めている。名倉照彦会長(66)は「以前から要望している。よそから来る人にも申し訳ないので早く改修してほしい」と願う。