伝統の空間に気鋭作家の作品が並ぶ「京都 日本画新展in二条城」(15日、京都市中京区)

伝統の空間に気鋭作家の作品が並ぶ「京都 日本画新展in二条城」(15日、京都市中京区)

 「京都 日本画新展in二条城」(JR西日本、京都新聞主催)が16日、京都市中京区の二条城で開幕する。若手育成のため2008年に創設された同展が美術館以外で行われるのは初めて。15日に開かれた内覧会で、気鋭の作家100人の新作が公開された。

 JR嵯峨野線(山陰線)「梅小路京都西駅」の3月開業を記念する特別企画で、同展出品経験のある作家に同沿線の風景、自然をテーマに作品を募った。開会式には関係者ら約100人が出席。出品者を代表してベリーマキコさん(43)=亀岡市=が「作家一人一人がまとまってうねりとなり、ムーブメントを起こすのは可能」と京都から日本画の発信を誓った。

 二の丸御殿台所と御清所に飾られた作品は、風渡る竹林、収穫を終えた田んぼ、二条駅舎、保津峡、猿、百人一首のイメージなど、季節感や文化が息づく。内覧客は沿線の旅を体感するように会場を巡っていた。3月3日まで。入城料が必要。