丹波高原の山並みを背景に秋風に揺れるススキ(大津市・武奈ケ岳山頂付近)

丹波高原の山並みを背景に秋風に揺れるススキ(大津市・武奈ケ岳山頂付近)

 比良山系最高峰の武奈ケ岳(大津市、標高1214メートル)でイネ科のススキが穂を広げ、山は秋の装いに衣替えを始めた。

 ススキは山野に生えて群落をつくる多年草。秋の七草の一つで、9月ごろから穂を開く。

 武奈ケ岳では、山頂付近の尾根道沿いにあちこち群生し、銀色の穂を風に揺らす。周囲は眺望が開け、東に琵琶湖、西に丹波高原の山並みが広がる。

 ブナやミズナラの森を通り抜けて山上にたどり着いた登山客たちは、眼下に広がるパノラマに歓声を上げていた。

 10月には木々の紅葉が始まり、山から麓へと秋の彩りが移ろっていく。