【グラフ】簡素化すべきところは?

【グラフ】簡素化すべきところは?

【グラフ】観客はどうすべき?

【グラフ】観客はどうすべき?

 来夏に延期された東京五輪・パラリンピックについて、京都新聞社は「読者に応える」のLINEアンケートで、大会の簡素化の在り方について質問した。「関連イベントや行事」を挙げる回答が最多で「大会役員の宿泊や移動のサービス」「開会式・閉会式」と続いた。観客については「国内外から受け入れるが席数の削減が必要」が最多だったが、「無観客」開催を支持する回答も約2割あった。

 アンケートは友だち登録している人を対象に18~21日に行い、1299件の回答があった。簡素化に向け考えられる主な項目のうち、四つを選択してもらった。大型スクリーンで競技を中継するライブサイトなど「大会の関連イベントや行事」が70%で最も多く、「大会役員の宿泊や移動のサービス」は62・3%。放送権の兼ね合いから短縮が困難とされる「開会式・閉会式」は57%だった。

 一方、「実施する競技数や選手数」は17・2%と最も少なく、「選手村の稼働期間やサービス内容」も24・1%にとどまった。派手になりがちな大会運営を見直し、「選手ファースト」の大会を望む流れがうかがえる。「その他」の自由記述では「大会自体を中止すべし」との回答が目立ち、新型コロナウイルスの感染が収束しないままの祭典を危惧する意見も多かった。

 大会開催でポイントとなる観客の受け入れについては、最も考えに合う項目を一つ選択してもらった。「国内外から受け入れるが、席数削減が必要」が36・3%で最多。「国内観客に限定して席数を減らす」も17・9%だったが、19・6%が「無観客」での開催を望んだ。「その他」の自由記述では「屋内競技と屋外競技で対応を分けるべき」や「入場の際の健康チェックの強化」「ウェブ上で全世界とつながる演出を考えてほしい」などの意見があった。

 大会の延期に伴う追加費用は3千億円規模とみられ、組織委と国際オリンピック委員会(IOC)はコスト削減に向け、計画の見直しを進めている。24、25日のIOC調整委員会で具体策を取りまとめる方針だ。