国際会議参加者に向け、舞を披露する富津愈さん(京都市東山区・ギオン福住)

国際会議参加者に向け、舞を披露する富津愈さん(京都市東山区・ギオン福住)

 京都市東山区・祇園の旅館「ギオン福住」がこのほど、オンライン開催されている国際会議で、芸妓の舞や街歩きの様子を発信した。新型コロナウイルス禍で訪日外国人が激減する中、各国の参加者に祇園や花街の魅力をPRした。

 国際会議は、レーザーを用いた分析手法がテーマの「LIBS(リブス)2020」。当初は京都開催を予定していたが、コロナ禍でオンラインに切り替え、40カ国以上の約500人が参加した。

 同会議議長の出口祥啓徳島大教授から相談を受けたギオン福住が、今回の配信を企画。冒頭のあいさつでは、正脇良平支配人が英語で「旅館に宿泊することで日本そのものを体験できる」などと語った後、祇園東の芸妓富津愈(とみつゆ)さんが、髪型や帯など舞妓と芸妓の違いを説明した。

 その後、事前収録した「街歩きツアー」の動画で、正脇支配人が旅館周辺の建物や食を案内。富津愈さんの舞などもリアルタイムで配信され、モニター越しに視聴した参加者は「とても興味深い」と喜んでいた。