ヨシと鈴を使い、風を感じることができる作品(京都市左京区・旧府立総合資料館前庭)

ヨシと鈴を使い、風を感じることができる作品(京都市左京区・旧府立総合資料館前庭)

 ヨシ原の中で風を感じられるようなインスタレーション作品が、16日から京都市左京区の旧京都府立総合資料館前庭に登場する。風でヨシが揺れると、ヨシの先に付けた鈴が鳴る仕組みで、来場者は約350平方メートルある作品の中の通路を散策したり、休憩所に腰掛けたりしながら楽しむことができる。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け文化を発信する「京都文化力プロジェクト」の一環。

 公募に応じた14カ国111作品の大賞作品で、木枠に張った金網に約3・6メートルのヨシ5万本を差し込んで立て、このうち5千本の先に鈴が付いている。

 制作したオーストラリア出身の建築家、ユージン・ソレールさん(41)は嵐山の竹林などから着想したといい、「コンクリートでできた風を遮る都市空間の中で、来場者が自然と関わるきっかけになれば」と話している。3月17日まで。随時イベントなどを開催する予定で、詳細は同プロジェクトホームページに掲載する。