家庭から移動式拠点回収に持ち込まれた資源物(京都市西京区)=市提供

家庭から移動式拠点回収に持ち込まれた資源物(京都市西京区)=市提供

 京都市は10月から、家庭から出る古紙や乾電池など資源物18品目を集める「移動式拠点回収」の場所を、現行の2倍となる約400カ所に拡大する。回収の頻度も年間1、2回から4回に増やし、リサイクルを促進させる。

 市は2014年11月から、資源物や有害・危険ごみの回収のため、決まった日時に市内の公園や学校に職員が出向く移動式拠点回収を始めた。資源物の過去3年の回収量は約55トン程度で横ばいが続いており、回収する機会を増やす必要があると判断した。

 移動式拠点回収は2019年度に221回行われたが、回収場所と頻度を拡大することで今後は年間約1700回に増える見通し。18品目に含まれるリチウムイオン電池は燃えやすいため、市は今回の機会を踏まえ、移動式拠点回収に出すよう強く促す方針という。

 また、雑紙の回収は月1回から月2回に拡大する。年間の燃やすごみ約18万トン(18年度)のうち、リサイクル可能な紙類が約1割を占めており、再資源化が見込めるためだ。

 移動式拠点回収の日時や場所はまち美化事務所や市ホームページで確認できる。市まち美化推進課は「ごみの減量を進めるため、資源物の分別と回収への協力を市民にお願いしたい」としている。