防火防災への決意を新たにしてきた新春恒例の京都市消防出初め式=2019年1月、市消防局提供

防火防災への決意を新たにしてきた新春恒例の京都市消防出初め式=2019年1月、市消防局提供

 毎年1月に行われている京都市消防出初め式が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来年は中止することになった。出初め式の中止は、オイルショックによる1974年、昭和天皇の崩御に伴う1989年に続き3回目という。

 同市の出初め式は1949年に始まり、近年は消防職員や消防団員ら約3千人が参加、火災や救助に備えた訓練や一斉放水、行進などを披露する。みやこめっせ前(左京区)で行われ、多くの観衆が集まるため「3密」が避けられないとして中止が決まった。

 市消防局によると、出初め式の代わりに市消防活動総合センター(南区)で、消防職員のみによる大規模訓練を同時期に検討しているという。市消防局は「1年間の無火災を祈念し、消防の力強さをアピールする場だったので中止は残念だが、引き続きコロナの感染防止、防火防災対策に取り組みたい」としている。