京都府の西脇隆俊知事

京都府の西脇隆俊知事

 京都府は25日、京都市上京区の府庁で新型コロナウイルス対策本部会議を開き、基本的な感染防止策の実践や、発熱があれば自宅療養するなど5項目の「新しいライフスタイル」を府民に要請すると決めた。西脇隆俊知事は「感染拡大防止と両立して社会経済活動を取り戻していく上で、一般的な感染予防策をきちんと取ることが必要」との認識を示した。

 新しいライフスタイルは、マスク着用などの基本を実践▽3密を避ける▽発熱や風邪の症状があれば自宅療養▽感染拡大予防に向けたガイドラインへの賛同を示すステッカー掲示施設の利用・接触確認アプリの活用▽感染者らへの差別や誹謗中傷は絶対しない-を掲げている。
 
 一方、宴会や飲み会の開き方について「2時間でお開き」などを盛り込んだ「きょうと5ルール」の順守要請はやめ、改めて大人数による大声での会話や歌を伴う会合は控えることを呼び掛ける。

 府内の新規感染者が減少傾向であることについて、西脇知事は会議後の記者会見で「感染者数の落ち着きは、府民が新しい生活様式など感染予防策をとっている成果だと思う」と述べた。

 対策本部会議では、今後の季節性インフルエンザとの同時流行に備え、医療や検査体制の課題についても確認した。10月中をめどにPCR検査が可能な医療機関の拡充や宿泊療養施設・自宅療養の運用見直し、自宅療養者へのフォローアップ体制などを検討する。