パリと和菓子と伝統産業が融合した作品が並ぶ会場(京都市上京区・虎屋京都ギャラリー)

パリと和菓子と伝統産業が融合した作品が並ぶ会場(京都市上京区・虎屋京都ギャラリー)

 京都市上京区の虎屋京都ギャラリーで26日、「パリ」をテーマにした和菓子を楽しむための工芸品の展示会が始まった。若手職人が技巧を凝らした皿や菓子切りなどが並び、訪れた人が見入っていた。11月1日まで。

 老舗和菓子店「虎屋」が1980年にフランスで開いた「とらやパリ店」の40周年を記念して企画。若手職人でつくる「京の伝統産業わかば会」に制作を依頼し、19人が約60点を出展した。

 期間中は、同国の洋菓子店「ピエール・エルメ・パリ」のバラやライチなどを使ったケーキ「イスパハン」をきんとんなどにアレンジした和菓子商品を限定販売する。会場ではこの商品に合わせてバラを柄に取り入れた美しい京焼・清水焼の皿や京七宝の菓子切りなどが置かれ、パリの華やいだ雰囲気を表現している。

 フランスの国旗「トリコロール」をイメージした京友禅の風呂敷や京版画で制作した明治・大正時代風の包装紙などもある。入場無料。