家宅捜索のため精華町役場に入る府警の捜査員(16日午前11時40分ごろ、京都府精華町)

家宅捜索のため精華町役場に入る府警の捜査員(16日午前11時40分ごろ、京都府精華町)

 京都府精華町発注の排水路整備工事で入札情報を漏らしたなどとして、官製談合防止法違反の疑いで町職員が逮捕され、公契約関係競売入札妨害の疑いで建設会社社長が逮捕された事件で、京都府警は16日、町役場や建設会社など町内の5カ所を家宅捜索し、入札工事関係書類やパソコンなど計約230点を押収した。

 このうち町役場には午前11時半ごろ、段ボール箱を持った捜査員ら二十数人が入り、容疑者の職員が働いていた事業部監理課を中心に捜索。書類など83点を押収した。捜索は約6時間に及んだ。

 閉庁日のため役場には職員や訪れる住民はほとんどいなかったが、庁舎2階の町立図書館の利用に訪れた80代男性は「町民として事件は恥ずかしい。緩みがあったのではないか。同じことが起こらないよう、これを教訓に町は再発防止に取り組んでほしい」と話した。

 15日の職員逮捕を受けて精華町は当初、木村要町長の臨時記者会見を16日に予定したが、家宅捜索を受け、17日午後に延期した。