日没後、西空を背に、ヨシ原にねぐら入りするツバメの群れ

日没後、西空を背に、ヨシ原にねぐら入りするツバメの群れ

 滋賀県近江八幡市に広がる西の湖一帯で、ツバメたちが、集団でヨシ原の巣に戻る「ねぐら入り」をしている。集まった群れが田んぼや水辺を飛び回り、日没後には猛スピードで滑空。燕尾(えんび)のシルエットが夕空を舞台に躍動している。

 ツバメは春に東南アジアから渡ってきて繁殖し、子育てが終わると集団ねぐらをつくる。西の湖のねぐらは関西有数の規模で、数万羽が羽を休めるという。

 日暮れが迫るころ、方々からツバメのグループが飛んでくる。次第に数が増え、上空で群舞。集まった群れは、日が沈むと次々とヨシ原に飛び込む。辺りはすっかり暗くなり、舞台の幕は下りる。

 長年観察を続けている近くの三木勇雄さん(75)によると、北から渡ってくるショウドウツバメも加わり、今月末ぐらいまでまとまった数が見られるという。