9月20日夜の白瀬橋。LED照明にカゲロウが集まり、路面には大量の死骸がある(府中丹東土木事務所提供)

9月20日夜の白瀬橋。LED照明にカゲロウが集まり、路面には大量の死骸がある(府中丹東土木事務所提供)

カゲロウ対策で橋に設置された、消灯を告げる看板(綾部市青野町・白瀬橋)

カゲロウ対策で橋に設置された、消灯を告げる看板(綾部市青野町・白瀬橋)

 カゲロウの大量発生への対策として、京都府中丹東土木事務所が由良川に架かる綾部市内の橋4カ所の照明を夜間、消灯している。昨年、カゲロウが集まりにくいとされる発光ダイオード(LED)の照明に更新したが状況が改善せず、安全確保のため、やむなく対応している。

 綾部市内の由良川沿いでは、毎年9月中旬からカゲロウが大量発生。通行する車の視界を遮ることが問題になっている。また死骸の油分が車のスリップを引き起こす可能性があり、発生時期は消灯するようにしていた。

 昨年、以久田橋、白瀬橋、丹波大橋、綾部大橋で照明をLEDに更新。LEDは紫外線がほとんど出ず、虫が集まりにくいとされていたため、4カ所は点灯を続け、ナトリウム灯の新綾部大橋だけを消灯していた。ところが9月18、19日ごろ、府職員がLED照明付近でも大量発生を確認したため、21日から追加で消灯を始めた。

 同事務所は「カゲロウで視界が悪くなることと、周辺が暗くなること、どちらが安全かを検討した」としている。橋の両端には、消灯を告知する看板を設置し、カゲロウの発生が収まるまで対応を続ける。