金引の滝で滝行を行う天橋立観光協会の職員(右)=京都府宮津市滝馬

金引の滝で滝行を行う天橋立観光協会の職員(右)=京都府宮津市滝馬

 天橋立観光協会は10月から、観光客を対象に京都府宮津市滝馬の金引の滝で滝行体験プログラムを始める。府内で唯一、「日本の滝百選」に選ばれている名瀑(めいばく)で、本格的な修行を体験できる。

 金引の滝は高さ40メートル、幅20メートル。滝つぼが浅いため、滝の真下に入ることができるのが特徴。近くには「白龍」と「臥龍」と呼ばれる滝があり、新型コロナウイルスの流行前には、「竜」を好む中国人観光客らが多く訪れる穴場スポットとなっていた。

 外国人観光客に、日本ならではの体験をしてもらおうと、同協会が昨年9月から構想。コロナ禍で訪日客が見込めなくなったが、国内の観光客が増えているという。

 プログラムの参加者は、更衣テントで白い行衣に着替え、地元神社の神主による祈祷(きとう)や心構えについての説明を受けた後、滝に打たれる。本来の滝行にのっとり、実施するのは秋から冬までに限定する。

 8月30日に同協会の職員が現地で実際に滝行を行った。水の強い勢いに苦戦しながらも、リフレッシュした様子を見せていた。

 プログラムの担当者の高田晴崇さん(21)は「コロナ禍で、海のレジャーなど屋外アクティビティーの需要は高まっている。冬にも府北部の自然を体感してほしい」と話していた。予約が必要。同協会0772(22)8030。