【資料写真】ほとんどの店が休業し、ひっそりとしている祇園界隈(2020年5月、京都市東山区)

【資料写真】ほとんどの店が休業し、ひっそりとしている祇園界隈(2020年5月、京都市東山区)

地価が大きく変動した主な地点

地価が大きく変動した主な地点

 国土交通省が29日発表した7月1日時点の都道府県地価(基準地価)。京都府が今年7月1日まで1年間の地価の値動きを半年ごとで比べたところ、新型コロナウイルスが感染拡大した後半は観光地を中心に大きく下落していることが分かった。感染拡大前は上昇傾向で、コロナ禍が地価を大きく変動させている状況が浮き彫りになった。


 府が毎年公表する7月1日時点の基準地価と国土交通省が公表する1月1日時点の公示地価で、調査地点が共通する48地点を比較した。昨年7月~今年1月を前半、今年1月~7月を後半として地価変動を調べた。後半は国内で新型コロナが拡大した時期と重なる。


 商業地では、祇園界隈の京都市東山区新門前通大和大路東入ル西之町の地点が前半に9・2%上昇したが後半は10・1%も落ち込み、全体でマイナス1・7%だった。外国人に人気の伏見稲荷大社にほど近い伏見区深草稲荷御前町の地点は、前半のプラス5・9%を後半の8・3%下落が打ち消してマイナス2・9%となった。


 商業地15地点の平均は前半が3・8%上昇で後半は2・5%下落。住宅地33地点平均では前半に0・7%上昇したものの、後半は0・5%下落した。