買い物かごを自動で除菌できる装置「ジョキンザウルス」の試作機。買い物かごを紫外線で除菌する(京都市南区)

買い物かごを自動で除菌できる装置「ジョキンザウルス」の試作機。買い物かごを紫外線で除菌する(京都市南区)

 新型コロナウイルスの流行で社会の衛生意識が高まる中、開発・試作サービスのニューネクスト(京都市南区)はこのほど、買い物かごの自動除菌装置「ジョキンザウルス」の試作機を総合スーパー「イオンスタイル京都桂川」(同区)に設置した。近畿圏のイオンスタイルで年内の本格導入を目指し、従業員の負担軽減と来店客の安心につなげる。

 試作機は電話ボックスほどの形状。積み重ねた買い物かごを入れると一個ずつ自動で持ち上げ、紫外線で除菌する。一度に60かごを搭載でき、一個約12秒で完了する。今後、紫外線の照射時間などの改善を実施する。

 イオンスタイルでは、使用済みのかごを従業員が1個ずつアルコールで拭いていたが、試作機の導入で作業時間を約4分の1削減できるという。

 イオンリテールの土谷美津子・近畿カンパニー支社長は「年内にも近畿圏の要望の強い店から入れていきたい」とする。ニューネクストの松岡俊秀会長は「買い物客の安心につながれば。買い物かごだけでなく、カートの除菌装置の開発も進めている」と話した。