ひきこもり支援のあり方を考えた講演会(京都市中京区・ウイングス京都)

ひきこもり支援のあり方を考えた講演会(京都市中京区・ウイングス京都)

 「ひきこもる若者と共に生きる」と題した講演会が16日、京都市中京区のウイングス京都であった。ひきこもり当事者の家族や支援者など約60人が、当事者のコミュニケーション回復に向けた支援のあり方を考えた。

 ひきこもりの人を支援するNPO法人「京都ARU」の主催。臨床心理士でもある神戸松蔭女子学院大学の坂本真佐哉教授が講師を務めた。

 坂本教授は当事者家族の悩みの共通点は、「(ひきこもっている人に)話しかけても話をしてくれない」ことだと指摘。ひきこもる人は、「何を言っても否定されるかも」という不安が重圧になり、自分の考えが言いたくても言えない「自立のがんじがらめ」状態になっていると解説した。

 その上で、ひきこもる人に問題や原因を求めない「責めないコミュニケーション」や、「困りごとを話せる雰囲気づくり」も回復の一里塚になるのではないかと提案した。