第一精工が凸版印刷と開発した匂いセンサー。かざした手のひらの匂いを検知している

第一精工が凸版印刷と開発した匂いセンサー。かざした手のひらの匂いを検知している

 アジア最大級のIT国際見本市「CEATEC(シーテック)2019」が15日、千葉市の幕張メッセで始まった。モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などの最新技術を社会に生かす多様な取り組みが紹介され、京都や滋賀の企業も独自の技術で新たな暮らしの姿を提案した。

 第一精工は、人の五感のうち数値化が難しい「嗅覚」に着目。電圧により振動が変化する圧電薄膜の技術を活用し、匂いの分子が付着することで変わる薄膜の振動を捉え、匂いを「見える化」することを実現した。
 凸版印刷(東京)がデータ解析のノウハウを生かし、匂いの種類や人にとって心地よいか不快かを分類するソフトを作製。スマホに接続するセンサーや解析ソフトを既に製品化しており、来年発売予定の新製品も展示した。

 シーテックは電子情報技術産業協会(東京)などでつくる実施協議会が主催し、前年を上回る787社・団体が出展した。18日まで。