滋賀県警

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 車検を不正に通した見返りに現金を受け取ったとして、滋賀県警は30日、加重収賄などの疑いで、愛荘町の民間車検場社長の男(40)=野洲市=を再逮捕した。また贈賄などの疑いで、東近江市の溶接加工業の男(53)を逮捕した。

 県警交通指導課によると、民間車検場社長の男は、国に認められた自動車検査員で「みなし公務員」の立場。再逮捕容疑は4月、溶接加工業の男から依頼を受け、近江八幡市の男性(43)の不正に改造された乗用車について、道路運送車両法に基づく正規の点検をせずに保安基準適合証を偽造。滋賀運輸支局で新たな車検証を取得し、見返りとして溶接加工業の男から現金2万9千円を受け取った疑い。

 同課の説明では、民間車検場社長の男は容疑を認め、溶接加工業の男は「正規の手続きでやってもらっていると思い、その代金を払っただけ」などと否認しているという。

 民間車検場社長の男は9月10日、法定検査をしていない県内の運送会社のトラックの車検証を不正に入手したなどとして、虚偽有印公文書作成・同行使などの疑いで逮捕された。