「地域住民や甲賀市の支援に感謝したい」と話す諸岡校長(甲賀市甲賀町・ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)

「地域住民や甲賀市の支援に感謝したい」と話す諸岡校長(甲賀市甲賀町・ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校)

 新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が7月下旬に発生した滋賀県甲賀市甲賀町のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校。当初からホームページ(HP)での情報発信に努め、市や地域と連携しながら早期の収束を導いた。諸岡正悟校長に発生当初から収束までの道のりを聞いた。

 最初に学生1人の感染者が判明したのは7月21日。濃厚接触が疑われる学生や教職員にPCR検査をすると、翌日に10人、3日後に3人の感染が判明した。「保健所の指示に従って濃厚接触者の疑いのある人を特定していった」。検査数は26日までに122人に膨らんだ。

 クラスターの出た施設や学校では誹謗(ひぼう)中傷や風評を恐れ、名称の非公表を望む場合もある。だが、同専門学校では感染者が出たり、学校が新たな対応をとったりするたびにHPに掲載した。寮生もいて「保護者や関係者が見ている。最低限の情報は発信は必要」と判断した。