福家英明氏(2010年10月撮影)

福家英明氏(2010年10月撮影)

 総本山園城寺(三井寺)の第163代長吏で天台寺門宗前管長の福家英明(ふけ・えいめい)氏が、1日午前11時19分、老衰のため大津市園城寺町246、園城寺山内の自坊・龍泉院で死去した。95歳。大津市出身。通夜は2日午後7時、密葬は3日正午、いずれも園城寺山内の光浄院で関係者のみで営んだ。喪主は園城寺執事長でおいの福家俊彦(としひこ)氏。遺弟代表は福家紀明(のりあき)氏。本葬は後日執り行う。


 英明氏は1925年生まれ。大僧正。修験道と密教の最高位の正大先達、大阿闍梨(あじゃり)でもある。龍谷大文学部卒。比叡山中高、大津中央高(現・大津清陵高)などで教諭を務め、2010年に長吏に就いた。前々長吏の故守明氏は父、前長吏の故俊明氏は兄。