サンセットクルーズの試験運航で、夕日がきらめく西の湖を進む和船(近江八幡市提供)

サンセットクルーズの試験運航で、夕日がきらめく西の湖を進む和船(近江八幡市提供)

 琵琶湖の内湖・西の湖(滋賀県近江八幡市)に輝く夕日を船上から楽しむ「サンセットクルーズ」を、NPO法人ねっとわーく西の湖が今月から始めた。ヨシ原に囲まれた内湖に映る夕日を眺めながら、郷土食「じゅんじゅん」を食べてもらう趣向で「地域の宝を再発見してもらえれば」と話している。

 ねっとわーく西の湖は、運営する施設「西の湖すてーしょん」近くの船着き場から和船で西の湖を巡るツアーを3年前から行っているが、日中のみの運航だった。コロナウイルス禍の中、県民に地元で気分をリフレッシュしてもらおうと、地域が誇る夕日を生かしたクルーズを始めることにした。

 サンセットクルーズは日没前に出航し、西の湖上を1時間ないし1時間半かけて巡る。雨天・曇天でなければ、水面に輝く美しい夕日を見ることができる。西の湖がある安土地域の郷土食である鶏肉のすき焼き「じゅんじゅん」を船上で味わうこともできる。窓を開け、1人鍋で提供するなど、コロナ対策も取っている。

 ねっとわーく西の湖の三村善雄理事長(81)は「地域の盛り上げにつながれば」と話している。

 11月末まで県内在住・在勤・在学者は1時間コースが千円、1時間半コースが1500円。県外者は500円増し。じゅんじゅんは5食から注文を受け、1食1200円が別途必要。西の湖すてーしょん電話・ファクス0748(46)6960に3日前までに要予約。受付時間は午前10時~午後4時、水曜休館。