7月以降の感染状況が報告された京都市の新型コロナウイルス対策本部会議(中京区・市役所)

7月以降の感染状況が報告された京都市の新型コロナウイルス対策本部会議(中京区・市役所)

 京都市は2日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、7~9月の「第2波」の感染状況をまとめた。3カ月間の感染者数は計995人で、1月以降の総感染者数の約8割を占めた。感染がピークを迎えたとみられる8月以降は減少しているが、今後はインフルエンザとの同時流行も懸念されることから、市は引き続き感染予防の徹底を呼び掛ける。

 市内では5月中旬から6月末にかけて新規感染者が0~3人の日が続いたが、6月25日以降は99日間連続で発生。7月の感染者は計282人で、飲食店でのクラスターが相次いだことから20~50代が78%を占めた。8月は最多の計513人が感染。飲食店に加え家庭内での感染も目立ったほか、感染者の4割が感染経路不明だった。

 9月に入ってからは減少し、感染者数は計200人だった。ただ学校で2件、医療機関で2件、高齢者施設で1件のクラスターが発生した影響で、感染者のうち10代以下が35%、60代以上が27%を占めた。一方で7月は38%、8月は20%あった飲食店・娯楽施設での感染は5%に減少した。

 門川大作市長は「(感染者が減ったのは)京都ならではの地域力、市民力、業界団体のネットワーク力が生かされた成果。インフルとの重なりも危惧されるが、これを教訓にして(予防策を)より徹底していきたい」と話した。