パネルの前に立つと色づき始めた木々に囲まれた金閣に「エア拝観」できる(10月2日、京都市北区)

パネルの前に立つと色づき始めた木々に囲まれた金閣に「エア拝観」できる(10月2日、京都市北区)

素屋根に覆われた金閣寺の舎利殿

素屋根に覆われた金閣寺の舎利殿

 京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)舎利殿(金閣)で、檜皮葺(ひわだぶ)き屋根の葺き替えが行われている。本物の金閣が素屋根ですっぽりと覆われた代わりに鏡湖池(きょうこち)のほとりに大型の写真パネルを設置、訪れた人が本物の金閣を見た気になれる「エア拝観」ができるようにしている。


 3層づくりの建物のうち2層と3層の屋根が檜皮葺きで、いずれも2002年に葺き替えられた。傷みが進んでいたといい、新型コロナウイルスの影響で参拝者が減少していることから葺き替えを決めた。

 工事は9月初旬に開始、年内いっぱいは続く予定。紅葉シーズンで参拝者増も予想されるため、秋空に映える金閣をせめて写真で楽しんでもらおうとパネルを置いたという。金閣寺は「新年には装いを新たにした金閣になると思う。その頃には新型コロナも落ち着き、多くの方に喜んでもらいたい」としている。