毎月6千冊以上が並ぶ「ゆっくぶっく」(近江八幡市宮内町・市立図書館)

毎月6千冊以上が並ぶ「ゆっくぶっく」(近江八幡市宮内町・市立図書館)

 滋賀県近江八幡市内の読書愛好家らでつくる近江八幡読書グループ連絡会が毎月2回、市立近江八幡図書館(宮内町)で廃棄処分になった本を集めてリサイクルショップ「ゆっくぶっく」を開き、本好きたちの人気を集めている。絵本や雑誌など多様な本を安価で購入できる。収益は、図書館で開く市民向けの講演会などに活用する。

 図書館が5月、廃棄処分となる年間約1万冊を市民へ還元しようと呼び掛けたところ、3年ほど前から年に数回、会員たちが読み終えた本を図書館で販売していた連絡会が手を挙げた。

 ショップは「ゆっくり本を選んでほしい」との思いから「ゆっくぶっく」と名付けた。第1土曜と日曜の2日間、6千冊以上の絵本や小説、雑誌など品ぞろえは豊富。多くの本は50円以下と手頃な値段が好評だ。

 子育て世代や高齢者を中心に200人ほどの本好きが来場し、熱心にページをめくって好みの本を選んでいく。千冊以上が売れることもあるという。

 連絡会会長の小椋ふじ子さん(70)は「普段なかなか見つけられない、いろんな本に出合う場になれば」と期待を込める。

 次回は11月7、8日。一般図書50円、文庫本30円、雑誌10円。