ゴール間近で力走する山中教授(京都市左京区・平安神宮前)

ゴール間近で力走する山中教授(京都市左京区・平安神宮前)

 約1万6千人が京都市内を駆け抜けた、17日の「京都マラソン2019」で、京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(56)は、自己ベストとなる3時間24分42秒でゴールした。

 近年、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の臨床応用に向けた治験や臨床研究が各大学、研究機関などで行われており、「iPSもいよいよ正念場なので、今日は必死になって走りました」と充実の表情で振り返った。

 山中教授は京都マラソンの応援大使を務めており、多忙を極める中でも空いた時間を見つけ走り込んでいる。「沿道の応援が途切れず、素晴らしい大会。京都の文化の一つになっていると思う」。

 今年は3時間20分前後を狙った、という。「そんなに甘くはないですね。研究も同じ。焦らず、着実に走り続けたい」と語った。