デンマークの福祉事情や日本の目指す将来像について考えた講演会(京都府長岡京市井ノ内・特別養護老人ホーム旭が丘ホーム)

デンマークの福祉事情や日本の目指す将来像について考えた講演会(京都府長岡京市井ノ内・特別養護老人ホーム旭が丘ホーム)

 「ノーマライゼーション」を提唱したデンマーク人の故バンク・ミケルセンさんの記念財団理事長・千葉忠夫さんによる講演会が17日、京都府長岡京市井ノ内の特別養護老人ホーム「旭が丘ホーム」であった。福祉先進国として知られるデンマークの施策について参加者が理解を深めた。

 千葉さんは1967年に渡欧。デンマークで社会福祉を学び、実践を行ってきた。講演会には福祉施設関係者ら約40人が参加した。

 千葉さんは、負担が少なくても必要な人が手厚い福祉施策を受けられるデンマークの取り組みを紹介。「全国民のゆりかご前から墓場までの生活が保障されている」と語った。また、日本との考え方を比較し「デンマーク人は皆で税金を出し合い、社会の中で必要な人に分けていくことが平等だと理解している」と話した。

 最後に、「日本が幸せな国になる」ための必要なことについて考え、参加者からは点数で差をつけない教育を行うことや女性の社会進出、政治への関心を高めるなどの声が上がった。